しばらく振りに高校時代の友人と一献傾けた。
このメルマガの読者でもあって、ああだこうだとしばし映画論議になった。まるで学生時代にタイム・スリップした気分だったが、恩師の訃報や、ぼつぼつ亡くなってく友達の話から、結局、己の体の心配や、先行の不安に行き着いた。
酒を酌み交わしながら、それ以上、触れるのは止そうという感じなった。まるで昔の東映任侠映画のように『何も尋くな。背中が物語ってるぜ』的人生の「あうん」を感じた。お互いにそれが解って苦笑した。自分たちがそうであったように、この感覚は若い人には解るまい。
まあ、今のところ五体満足で酒が飲めるだけでも善しとするか。