確か、7月の終わりの天気予報では、晴れがない日々が続いたので『酷暑』から『冷夏』になるかもといっていた。
結果、信じた自分が愚かだった。観測史上の最高気温までもたらした『酷暑』。否や、一部の新聞では『炎暑』とか『炎熱』といった表現まで登場し、それが大袈裟でなく、妙に納得させられる。
日々の報道が、暑さを煽るせいもあるが、どうにも体がついていかない。そんな悶々としている中、土曜の朝に放映されている『朝だ生です。旅サラダ』の海外マンスリーでコスタリカを特集しているのを知った。国土の25%が国立公園で、治安も中南米一良い国。
訪れる前は、中米だし、暑いだろうと覚悟していたが、首都のサンホセは標高の高い山間部にあるので、実に爽やかだった。それから一年が経ったが、現在の東京と比べ、色々と思い出しながら、妙に感傷に浸りながら見ている。
ついこの前、沖縄から帰ってきたばかりなのに、また旅心に火がついた。
単に、暑い東京で仕事がしたくないということだろうが。