観測史上最高気温を記録した8月も終わり、どうやら暑さのピークは過ぎたようだ。
とはいえ、湿気が異常だ。気を抜いて出掛けると、すぐに汗が滲む。そんな残暑の中、ふと考えた。
電車に『弱冷房車』というのがある。当初は何のために存在するのか不思議だった。当然、その車両に乗る気はない。異常な暑がりゆえだ。
そこで考えたのだ。だったら、何故『強冷房車』がないのだろうか、と。暑いさなか、汗を拭き拭きダークな色合いのスーツを着て電車移動しているサラリーマンを見る度、こちらも暑苦しくなる。短い乗車時間内で、汗が引くような寒さ。『女性専用車両』があるのなら、是非作って欲しいとよこしまな考えが浮かんだ。
でも、そんなこと身勝手なことを考えるより、いっそ、すべてのシートを『優先席』と謳った方が良いかもしれないが。