どうやら社会は正月気分も抜けたようだ。
ただ、どうにも景気が悪いらしい。初詣客を見込んで昼間から営業していた行きつけの飲み屋は、去年の正月より売り上げが落ちたと言い、ランチに立寄った中華屋も暇だと嘆いていた。昔は、俗に『二八枯れ』と呼ばれ、二月八月は動きが鈍いといわれていた。
それが新年早々、嘆き節。ある意味、同類ということか。ただし、向こうは真面目に商いしての嘆き節で、こちらの単なる後ろ向きの嘆きとは違う。
そこにきて、また三連休。飲食業やサービス業の方は、また休めまい。他方、カレンダー通りに仕事をしている人には、ホッとする連休なのだろうか。それとも、またもや仕事復帰しにくくなると感じるのだろうか。受験生とて追込みで目くじらが立っているだろう。
どれとも違うこちらは、至ってマイペース。仕事もちゃんと始めなきゃとも思っているが、昼間からの飲酒も習慣化しつつある。呑みたいし、稼がなきゃ呑めない。ヘンなジレンマだ。
しょうがない、とりあえず酒を呑みながら考えるか。