余談雑談 2008年4月26日

沖縄に行ってきた。

晴れ、曇天、スコールの雨とすべてを体験し、完全なる雨男と返上とまでは行かなかったのだが、地元の友人たちは、「お帰り」とやさしく迎えてくれ、心が洗われた日々だった。

那覇では、何の予定も入れなかったので、現地人のようにゆるい時間が過せた。独特のリズム感は堪らないなと感じながら、朝からビールを飲み、現地人しかいないような安い食堂を渡り歩いては、聞きなれない方言に身を委ね、ごく普通の沖縄料理を堪能した。

一方、初めて行った北谷は、米軍基地が近くにあるので、観光客よりアメリカ人ばかりが目についた。特に印象的だったのは、時間があり余ったのでシネコンで「クローバーフィールド HAKAISHA」を見たときだ。観客は20人程度で、そのほとんどがアメリカ人。しょうもないB級な怪獣映画だったが、日本人とは違う鑑賞スタイルで、どこかアメリカの場末の映画館で見ている錯覚に陥った。

内容が内容なだけに、東京の映画館で見たら、きっと印象が違っただろうなと思い、これも沖縄ならではだな、とニンマリした。

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