ここ暫く時間を持て余している。
フリーの仕事がひと段落付いたからと言えば聞こえが良いが、継続的な仕事がなくなったということである。することもないので、このメルマガを随分と先まで書き溜めたぐらいだ。
「フリー・ライター」と言えば、憧れる人もいるかもしれない。しかし、不安定この上ない職業でもある。まして生活がかかっているので、不安だ。それなら、ちゃんと公園の清掃員なり、ビルの夜間警備員なりすればと言われるかもしれない。まったくもって、その通りだ。
でもなァ、当たり前のことを当たり前に頑張れる性格じゃないんだよな。だったら、いっそネットで「みんなが知らない恋愛映画が教えてくれる三日で恋人をゲットする秘密の方法」的インチキ・マニュアルを高額で売り出すか。それとも、特異な風貌を活かして、路地裏でひっそりと坐る占い師になるか。
何だか、無性に植木等の「無責任男」シリーズが見たくなった。