余談雑談 2008年7月12日

このところの値上がりには目を見張るものがある。

この前も立ち食いそば屋に行ったら、全商品が値上がり。たかだか2、30円の違いであるが、結局、あきらめてスーパーに行っても、カップ麺まで値上がりしている。

もはや主婦の感覚になっている自分が嫌なのだが、それでも腹は空く。しかも歳甲斐もなく大食でもある。夕飯は酒を呑むので抜くこともあるのだが、昼時はランチのハシゴなどしてみたいという衝動に駆られることもある。

美味しいものを少量でなく、満腹に憧れる。戦後の欠食児童じゃあるまいし、でも、兎に角、食べたい。

どこかに頑固に値上げをしない店はないものかと天を仰ぐ。あのオヤジさんなら、一切値上げせず、こういうときこそ店の真価が問われるとか言いながら、照れるだろうな、と。でも、そういった職人肌の親父さんがいる店は、とうの昔になくなっている。

そろそろ東京も梅雨明けかと思い、再度、空を見上げる。でも、やっぱり腹は空く。

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