居住しているビルの改修工事が進行中。
古い配管を入替えることができず、電気、水道など、矢鱈と公共部分に新しい配管が着けられている。もう、こうなると『見てくれ』などと言ってられない状況だ。
外出の折、通りから見上げると、ビル全体に白いシートが被せてあり、まるで隔離病棟のような趣である。更に、そのシートのおかげで外の天気もまったく解らず、一度表へでてから傘を取りに戻るという始末。
この前は、冷蔵庫に放置して賞味期限が切れていた干物を焼いたら、大変なことになった。「くさや」以上の匂いが充満し、窓やドアを開け放っても、シートのおかげで風が遮られ、臭いが抜けない。
それで思った。毎年催している、忘年会を兼ねた鍋パーティーのことを。焼いたり煮たりして、かなりの臭いがでる。しかし、この状況では抜けないだろうと。
やはりシートが外れる来年まで待つしかないのだろうか。