ミシュラン・ガイド「京都・大阪版」発売が波紋を呼んでいる。
ガイド本が取り扱う店に関して選択権はミシュラン側にあると。つまり、店側の取材拒否は受け付けないのだとか。『だったら、誰でも入れるという飲食店の看板を下ろせ』と。それに、確実に信用の置ける覆面調査員が金を払って採点している自負があるのだろう。なるほど、一理ある。
しかし、それにしても随分と上から目線だなと感じる。
中には『取材拒否は認めぬ』の部分だけを取り上げて、普通の人々が携帯やデジカメで写真を撮ったり、美味しい不味いとネットなどで紹介しても、「同じ目線」だと言うのだろう。なるほど、自由は良いことだ。
てなこと 言いつつ、自分も映画に関して、上から目線か。
確かに、面白いツマラナイはあくまで自分目線である。だったら、こちとらの気に入る映画を作れ、てか。何やかや言いつつ、所詮、自分も同じか。
でも、こっちはミシュランほど、権威がないのが幸いなのだが。