デ・カプリオの新作「シャッター・アイランド」で戸田奈津子による『大人の吹替え』と称する『超・吹替え版』が、劇場に登場するという。
しかも、主要キャストには、『連邦保安官テディ』といった役柄紹介が字幕で登場するらしい。
「洋画離れ」が進み、アンケートを取ったら、字幕が読みづらく、結果、「疲れる」「見にくい」「読み切れない」と否定的な意見が多く、吹き替え上映には10代と50代以上の要望が強かったと。
携帯メールしながらの「流し見」ならぬ、「耳だけ画面」という若い人の流れは解る。だが、映画館に通ったはずのベテラン層は何故か。
もはや、自分がイメージする「映画ファン」は、既に絶滅危惧種なのだろうか。