今回の都々逸。
「ちらりちらりと降る雪さえも 積り積りて深くなる」
どうやら日本は全行的に寒気団が来襲している模様。昨夏は、異様に暑く、去年を一文字で表す漢字も『暑』。それを体が覚えているからか、特段、寒く感じる。否や、「地球温暖化」は、異様な寒気を起こすという説もある。しかし、どの道、寒いのは変わりない事実だ。
なので、更に寒さを上塗りするべく、これを選んだ。趣味が悪いと言われれば、それまで。
でもな、これが、自分の特性かも知れぬ。きっと、本来は女性サイドから読んだものだろう。それがまるで己の心情かのように感じた。
何てことはない、自身も「草食化」したということか。それにしても、しんしんと積る寒さより、「冷たさ」を感じる。かといって、たった一日で信じ難い量の降雪があり、漁船まで沈没するほど激しいのも困る。
ということは、ちらりほらりと降るが、すぐに溶けてなくなる程度が美しいということか。
まあ、どの道、実際の降雪は兎に角として、自分には関係ない世界であり、半年もすれば、また、暑いよな、と呟くんだろうけど。
