沖縄から帰郷後、東京の方が暑いのに閉口していた。今週は「お盆休み」で、企業が一斉休業となり、都心は人がまばらだった。例年なら、この時期は少しは気温が下がったかと思う。要は、都心はエアコンの使い過ぎなのさ、と認識していた。
だが、今年は、気温が下がらなかった。震災の影響で「節電」が心掛けられた結果か。ということは、単純に本当に暑い場所になったということであろう。
事実、テレビでは、世界中の異常気象が多く放送されている。それに金相場の高騰。どの情報番組やニュースでも、同じ内容を嫌というほど見せ付けられる。送り手は、その方が面白いと思ってのことだろうが、妙に閉口する自分。
異常気象はさもあらんだが、金相場は他人事。自分は、金製品など一切ないし、金歯とてない。つまり、売れるものがないのだ。
10年前に比べて、幾ら上がったとか、連日行列までして金を売る人々の姿。暑い中、ご苦労様とも感じるが、単に妬みなだけだよな。確かに、実家の床下に金塊でも隠してあればまた沖縄、否や、コスタリカやイタリアにも行けそうだ。まったく、虚しくなる。
まァ、昨日の豪雨から、気温も下がり、一挙に秋の気配を感じている朝。やっと、季節がこちとらの懐具合に近付いてくるってことか。
