余談雑談 2011年9月3日

今回の台風。

幸運にも自分の住む地域ではほとんど雨も降らず、どこか肩透かし。一方で、直撃、上陸の場所の方々は、大変な御苦労をされているだろう。

「対岸の火事」と言うつもりはない。実は、「水」の恐怖を体感する事が起きた。

東京は、先週の金曜日に激しいゲリラ豪雨があった。問題はその翌日に起きた。

突如、部屋のキッチン部天井から漏水。築47年の「東京オリンピック」と同じ年のマンションではある。二度ほど、ビル全体の防水工事をしたが、やはり老朽化なのだろうか。

すぐに管理人を呼んだが、「今日は、隅田川花火大会の交通規制で修繕屋は来れないし、明日は日曜ですから」とポタリポタリと茶色い水が落ちる天井を見上げて仰った。

漏水は翌日まで続いたが、いつの間にか治まり安堵したが、修繕屋は忙しいからか、もしくは、自分に人徳がないゆえか、週が明けても来てくれなかった。

でもって、水曜日。突如、同じ場所から、漏水が始まった。勢い良く、というほどではないが、断続的に漏ってくる。

その時、ニュースでは台風の情報ばかり。『大型で強い勢力』更に『ゆっくり』と来た。ジワリと追い込まれるサスペンス映画の態だ。かといって大袈裟に騒ぐのも嫌だ。

しかし、待てよ。先週以降、激しい雨は降ってない。この妙なタイム・ラグは何なのだ。妙な運命の流れに、やきもきしつつ、やっと修繕屋が来たのが金曜日。

で、どうなったか。未だに、数個の漏れ受けが必要な状態である。この際だ、アルマイトの凹んだ鍋でも幾つか置いて、昭和30年代の雰囲気を楽しむか。

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