余談雑談 2011年12月24日

今日はクリスマス・イヴである。

テレビなどでは、暗い世情を吹き飛ばそうとあちらこちらのイルミネーションの特集をしている。「節電対策」として、イルミネーションにはLEDランプを使用し、対策もバッチリであるとのアナウンスも忘れない。

実際に何ヶ所かで、偶然、目にしたが、このLED照明なるもの、実に眩しいと感じる。余りの明るさに眼が痛くなるほどである。だが、それも「文明の利器」であり「進歩」だ。

実は、この明るさが、現在、自身の生活に僅かばかりの影響を与えている。

それは開業前にもかかわらず、クリスマス・サービスとして点灯している「東京スカイツリー」。

昨晩、自分の住む部屋の窓越しの眼前で、きらびやかに輝いていた。しかも情勢を考えてか、上部だけ雪景色のように薄っすらとした照明で。ある意味、『控え目』なのだろう。

点灯開始時には、寒空の澄んだ空気の中、眼下の公園に多くの人が集まり、カメラを構えていた。更には、ニュースで報道でもするのか、上空に「地獄の黙示録」よろしく、多くのヘリコプターが飛来し、晴れ渡った都会の祝日を祝っていた。

照明自体は控え目であったが、実は、雄叫びや上空の爆音で、うるさかった。祝日だし、クリスマスだし、大目に見るしかない。しかし、窓越しのライト・アップは明るい。

その後、天空は雲を帯びた。それとも、曇りがあるのはこちらの心かもしれぬ。それでも今まで何もなかった場所が、妙に明るい。

何ですって、カーテンを閉めれば良いではないか、ですか。

残念なことに、窓にカーテンがないのです。実質の開業は来年5月。その時までに買えば良いと思っていたが、これは予想外。しかも、「年越し」もライト・アップするのだとか。ならば、窓全体に段ボールを張れば、省エネにもなるぞとは仰らないでくださいな。

折角、暗い世情を少しでも明るく照らそうとしているのだ。部屋の暖房も控えめにして、こちらが眼を瞑れば良いことですかな。

で、実際に眼を閉じてみたら、何故か雪が舞った。いつ、どこでみた雪なのだろうか。

読者の皆様、少しだけ「メリー・クリスマス」。

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