余談雑談 2012年6月2日

イタリア北部で数度の地震があった。

その前はメキシコでも地震があり、これも、東日本大震災を起こしたプレートに起因するるのだろうか。でも、日本で起きる一ヶ月前にはニュージーランドで大きな地震があり、日本人の犠牲者も出た。

しかし、それを言えば、更に遡り、スマトラ沖地震に端を発するのだろうか。いやいや、その前にも可能性があると専門家は仰るだろうか。どの道、地球は生きているという証左。

で、今回のイタリアである。震源地にほど近い、多くの知人がいるボローニャはどうなのか。日本での報道は通り一遍だ。中途半端な情報で、逆に心配が募る。

ところが、そこに住む知人の誰ひとりメルアドを知らない。最後に行ってからもう20年近くも経つし当時はPCでのやり取りが当然になるなどと考えてもいなかった。電話でも、とも思ったが、通話料金が心配だし、いきなり電話して覚えているか。

そこで思い付いたのが、中米コスタリカでピザ屋を営むボローニャ出身の友人だ。

彼は、東日本大震災当日、大きな余震が続く中、誰よりも早くメールをして来た。その後、電話もかけて来て、ボローニャの仲間にも声を掛けて、義援金を募ろうかとも言って来た。何とも義理堅いというか、良い奴である。

メールを送ったが、未だに連絡が来ない。親族や友人に甚大な影響が出ているのか。もしくは、回線がつながりにくいのか。それでも、何も言ってこない。

で、別ルートからボローニャは、さほど被害はないと聞いた。大丈夫との一報だけでもくれりゃ良いのに。

なんだ、やっぱりイタリア人か。

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