先週、蝉が9階の自室に飛び込んできたと書いた。
年々、環境が変わっていると感じる。尤も、これは地球規模なので、全世界で、今までとは違うと感じている方も多いだろう。それは、当然、自室でも続いている。
で、今回は、「雀」のおはなし。
自室は屋外型ベランダなどなく、窓は、地上約30メートルの位置で、下を覗くと、何ら障害物がなく、いきなり舗道。窓に面した室内にエアコンが設置してあり、窓の外には「室外機」が剥き出しで、台座の上に留めてある。
昨年の震災の時、落下しなったのが幸いであった、とも書いた。省エネと称し、というか、せこく電気代を浮かせようとエアコンは、これだけ暑くても、ほぼ稼働させていない。
先週末、窓を開け放していたら、エアコンと室外機が繋がっている窓枠のサッシに、雀が停まった。しかも、口に『藁くず』を咥えて。
そういえば、最近、矢鱈と窓の外で雀の鳴き声が聞こえると思っていた。室外機が、休息ポイントなのか。
よく見ると、その室外機に雀が巣を作りだしていた。丁度、外側から見えない、エアコン本体とを繋ぐホースの取込み口の狭く暗い場所に。そこならカラスなどの外敵に襲われにくいか。
当然、夫婦なのだろう。何度も二羽で行き来し、必死に巣を作り、子孫を残そうという腹か。
『ツバメの巣』は縁起が良いとも聞いた。しかし、雀の巣はどうか。
誰か、教えて欲しい。暖かく見守るのが肝要か。エアコン自体に影響は出ぬか。
まさか、「地物のスズメ焼き」と売ったら、洒落にはならないだろうな。