政権が代わって、このところ円安だ。
何も、世界経済や日本の先行きを語るつもりはない。単純に、個人的に輸入盤DVDが買いにくくなったことが悩みの種。
そんなことを言いつつも、安酒場通いは欠かさない。きっと、映画よりも飲酒が大事な人生になったのだろう。
元来、賭けごとが嫌いで、金銭が絡むと手堅いものを選ぶ性分でもある。つまり、1000円が何万円に化けるかもと思うより、1000円で安酒場に行く方が安心だという価値観。
なので、イチかバチかで字幕ナシ海外盤を購入して、国内から廉価盤が出ると、かなり真剣に落ち込むほどだ。そんな経験を何度もした。
何も海外盤に限らず、国内盤も再発売で廉価盤てこともあるし、逆に廃番扱いもある。まったく持って、何が手堅いのかが良く分からない。
そこに持って来て、大手レンタル・チェーンが「オンデマンド」で出している映画のDVDのラインアップが眩しい。良くぞ、痒いところに手が届いたと思う作品から、流石、若手が推薦するカルト作というものまで多彩であり、しかも毎月、何かしら新作が出る。当然、メジャー系が自社作品を掘り起こすのとは違い、それこそ、千差万別なチョイス。
ただし、一枚、3990円という値段は、足元を見られているとも感じる。そもそも見たことがある作品だと、再見料が4000円もすると思うと、劇場でロードショーを見るより高額。
ここで、ギャンブル嫌いではないが、妙な損得勘定が鎌首をもたげる。だったら、購入しなければ良いのだ。
それに、リクエストもツイッターで受け付けている。しかし、そういった手段で参加することは未だに苦手意識が強い。きっと、ここで扱っている作品を列挙したところで、フォローしてくれる人が何人いるのかと思うだけで不安。
円安とオンデマンドDVD。どの道、必要なのは、間違いなく経済力だよな。
ならば、今年の目標は、占星術と心理学を学んで、ビー玉でも高額で売りつける勉強をするか。