現在、三社祭が地元で開催中である。毎年、担ぎ手と見物客でごった返す。
なので、関わりたくない自分は、どこかへ避難しないといけない。この地で生まれ育ったのに、何を言っているんだという知り合いも多い。若かりし頃は兎に角、一切、町会のお手伝いもせず、この時期だけ、我が物顔で神輿を担ぐのは、筋が違うとも感じている。
一方で、三社祭で担ぎたいと全国からやって来る人たちも多い。というよりも、地元衆だけでは大小併せて130基以上もある神輿は上がるまい。
とはいえ、あくまで神事である。それを履き違えている人間も散見する。トランス状態になるのか、威勢が良いのを間違えて、無闇に喧嘩をしたがる人間もいると聞く。そんな輩に当たっては堪らない。
とはいいつつ、沖縄に後先考えずに行ってしまったし、どこかへ旅行というわけにも行かない。
確か、去年も4月に石垣島に行き、ここで同じことを書いた覚えがある。何だか、まったく進歩しない自分。
既に昨日から、祭囃子が聞こえる。窓を閉めたって聞こえるものは聞こえる。若い頃は、その囃子を聞いただけでじっとしていられなかった。
それなのに、である。昼間から飲める店の新規開拓もサボっているので、避難場所がない。
さてさて、どう凌ごうか。