余談雑談 2013年8月3日

さて8月である。世の中は、夏休みモードのようだが、こちらはやっと、自室の漏水原因が特定できた。

ビル管理会社社長から、真上とその隣室の床に小さな穴を開け、ファイバー・スコープとやらで、調査するとの連絡が来た。委託業務で金が掛かるとはいえ、もっと早目に進言しろよ、と密かに呪いの言葉を吐いた。

で、先週の金曜日。管理会社社長に、内装屋、管理人、保険屋、委託業者と、真上の住人がドカドカと来室。絶え間なく漏水しているので、驚きつつ、携帯カメラなどで皆が写真をパシャパシャ。何だか、観光地かパワー・スポットの態。

その中に居た真上の住人は、建築士の資格を持つ男で、別な管理会社を経営する後輩。子供時代に遊んだ仲であり、久しく東京を離れていたが、この春に戻った。中々、力強い助っ人である。

続いて、早速、真上の部屋で調査開始。当初、誰もが、雨が屋上か上階隣室の窓枠から浸透して来てのことかと思っていた。

ところが、さにあらず。何と使ってない旧排水管からの漏水だった。ビル老朽化のため、キッチン周りの排水を4年前に、全館外付け配管に変更した。その際、コンクリ内部に埋設されていた旧排水管はキャップで遮断。

しかし、どこかの部屋が、事情を知らない工事屋を使い、改装工事をした際に、その配管に繋げた可能性が高いとか。当然、一番下の排水口も遮断しているので、流した排水が旧配管に溜まり続け、最上階まで来て、そのキャップが圧力に負け、漏水。

確かに、雨の強弱に関係なく漏水していた。誰もが、まさか死んでいる排水管が原因とは思いも付かなったと、原因が特定できて笑顔。そんな彼らを見て、こちらは、心の中で、またも呪いの言葉だ。

それでも漏水が止まり、一安心ではある。天蓋シートを剥がすと、補修テープと共に、水分で浮かんだ塗料も一緒に剥がれボロボロな天井が露出。まあ、近々、再塗装してくれる段取りだ。

てなことを思っていたら、何と、またもや漏水。今回は天井ではなく、キッチンの換気扇のつなぎ目からである。

一体、何なのだ。真夏の悪い冗談か。それとも、夏定番のミステリーか。

当分、呪いの言葉が止まらないな。

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