余談雑談 2014年2月1日

以前、読者の方から教えていただいたワンコインで買えるDVDショップ。

版権切れのアメリカのクラシック作品は、あちらこちらから発売されているのでさておき、兎に角、イギリス映画に関してはマイナー作品ながら、良くぞこの値段でと小躍りして、20枚近くを通販で購入した。

大の古いイギリス映画贔屓としては、数本はメルマガでも既に扱ったし、今後のラインナップにも加えてある。中には、脚本家で監督の三谷幸喜が新聞で絶賛したらしく、売切れた作品もあったと聞く。小品ながら、未見作もあり、それなりにイギリス映画の流れを汲み取れる作品も多く、個人的には、第2彈、第3弾と期待していた。

ところが、突然、そのサイトから登録アドレスの再確認なる連絡が来て、覗きに行くと、何とイギリス映画が全作消えていた。

版権問題だろうと推察するが、それにしても残念だ。海外でも発売されていなかった作品群であり、しかもワンコインという値段体系。

一方で、大手レンタル・チェーンが手掛けるオンデマンドのDVD。こちらは一本約4000円であり、確かに珍しい作品群を発売しているが、どうにも個人的には痒いところに手が届くという作品チョイスではないし、何よりも高額過ぎると感じていて、未だに未購入である。

更に、そこは少し前から読者の人気投票によるリクエストも展開している。ツイッターでのやり取りも公開されているが、リクエスト作品は版権問題、特にヨーロッパ映画は版権が複雑で、当面はアメリカ映画に特化して版権をクリアして行きたいと応答。

だとすると、ワンコインのイギリス映画は当然、現在もめているのかもしれぬ。となれば、今後、こちらが飛び上がるような作品は発売されないだろう。ブルーレイ・プレーヤーも持っていない自分としては、希望の灯が消えたような心持ちである。

逆に考えれば、自分が何かしらの版権を持っていたら、左団扇でベータのデッキやリージョン・フリーのブルーレイ・プレーヤーなり購入できて、それなりの隠居生活でも送れるのに。

いやいや、そんな金があったら、小さいながらもフィルムで上映できる映画館を持ち、一日中、好きな映画だけ見て籠る生活だな。

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