偶然に見つけ、以後、時々通っている文京区と新宿区の境にある、南イタリアに特化したパン屋。
さほど大きくはない窯が設置してあり、10人入れるかどうかという小さな店だが、一人で切り盛りする40歳程度のオーナーは修行してきただけあって、一体、何種類レシピを持っているのだと驚くほど多彩なパンを焼いている。
そこが、今日、一周年のパーティをする。そのため、今週はそれに向けてフル稼働でパンを焼いている。目標は100人以上という。そんな小さな店舗で、その目標には恐れ入る。ちゃんと座ろうと思ったら、一回の人数制限をしても、10セット以上だ。
しかも店頭では、張り紙等の告知は一切せず、フェイスブックのみでの案内。こちらは、その手には未参加なので、探してみたが、既に40名以上が「参加表明」、「未定」登録が80名以上いた。参加表明者も一人で来るのは少ないだろう。となると、一体どうなることやら。
まあ、こちらは、参加費もかかるし、客の中では年長であろうが、満席の場合、他の客らが席を譲ってくれる確証もない。
なので、来週から、新橋の路地裏で再開店する、もつ焼き屋のプレオープンに顔を出すことにした。
そちらは、昨年末で立ち退きのため、閉店したが、幸運にもすぐ近くで物件が見つかり、三ヶ月チョイでの再開店だ。
何せ、無料ご招待というのが嬉しいが、流石に「手ぶら」では行けぬ。そう思っていたら、店主から、内装に金を掛けられなかったので、無機質なコンクリート部分に、映画ポスターなりチラシを張りたいとの打診が来た。
それなら、不要のものが多くある。いつか処分しようと思っていたので、渡りに船だ。
オークションに出したら、数万円だとか風呂敷を広げてみるか。
半年間無料ご招待とかにならないかな。