余談雑談 2014年8月30日

両眼の白内障手術が終わり、以後の経過は町医者で、と差し戻された。元々、そこから紹介されて大病院へ行ったので、ホームに帰ったようだ。

そこの医師は、同じような検査をして成功ですね、と太鼓判。周囲から聞いていたことだが、事実、見えすぎるほどなので驚いている。しかし、老眼は以後も進行するのか、と尋いたら、レンズを装着したので、悪化することは皆無であると。

つまりは、生涯、このクリアさで世界が見られるのだ。しかも、手術前は左眼の視力が「0.02」。それが「1.5」に戻っていると。右眼は「1.2」だし、高校時代に戻った気分でもある。

ところが、一方で、グラグラしていた差し歯。眼と歯の両方で医者にかかるのは散財。何とか誤魔化していたが、それが遂に抜けた。

実は、歯医者が苦手。あの独特のドリルの音とか、咥内を引っ掻き回される感覚とかではなく、母親も行く、歯科の院長が『医は算術』臭が漂うから。

丁寧な口調で物腰は柔らかだが、すぐにレントゲンやら、保険適用外治療を勧める。確かに、町なかには、他の医院に比べ歯科医院は、圧倒的に多い印象。

それだけ、経営も大変なのだろう。しかし、こちらは堪ったもんじゃない。恐る恐る行ったが、案の定、久々なので、いきなりレントゲンを撮られ、抜けた義歯を見ながら、難しい顔をして、簡単に戻せない場合は、インプラントを勧められた。更に、抜けた場所のピンポイント撮影。

何やかやと脅されたが、単純にセメントが剥がれただけと解った。プロなら、抜けた義歯と咥内を見比べて単純に再装着できると見抜けないのか。それとも、万が一を常に考えるのがプロか。

どの道、すぐに治してもらったのだが、5000円もかかった。当然、これは月々支払っている保険が出ない類の出費である。

ただでさえへ、酒場に行く回数が減っているのに、またもや遠退くじゃないか。

しかし、白内障といい、歯といい、立て続けの病院通いは何かの啓示か。

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