余談雑談 2015年4月25日

TVの情報番組の特集や、小散歩的番組を見ていると、これが同じ東京かと思うほど違う飲食店を見受ける。

お洒落なカフェやレストランではなく、自分も度々行く「酒場」や「焼き鳥屋」だ。それこそ、何ともお洒落で盛り付け方もアート作品のようだ。大体、場所は中目黒とか代官山といった西側地域。

しかも、インタビューなど受け答えする店員が、絶妙な美人だったりする。場所柄だろうか。

下町では見かけないような店員たち。もしかして売れないモデルや女優の卵だろうか。確かに、友人のTVや映画関係者に尋くと役者一本で喰っていける人間は、ごく僅かで、大体はアルバイトをしていると。

昔なら女性は「水商売」、男性は「沖仲仕」が相場らしかった。どちらもシフトに関係なく、突然仕事が入った場合に、休みやすい職種にして、給料が高い。

しかし、そういった酒場や焼き鳥屋系にいるのは、ホステスにはなりたくないというか、違う業種と思っているのだろうか。まあ、単純に綺麗なだけで女優やモデルではないのかもしれない。

とはいっても、へそ曲がりな自分は、きっと素人だが、自分にそこそこの魅力を覚えており、放送を切っ掛けにスカウトしてくれないかなとか思っているのではなかろうかと勘繰ってしまう。何せ、妙に場馴れしている風情だ。

そういった場所の店に行くのは、高くても目の保養と思うべきなのだろうか。それとも、くだらないギャグでも言って、多少でも、会話を楽しませてもらうのか。

まったく、発想が、女性のいる飲み屋に行けない貧乏人のオヤジだよな。そもそも、小汚いオヤジが独りで行く店じゃない。

やっぱり寡黙な親父さんとか、世間話が好きな女将さんがいる、小さくて汚くて、安くて旨い店が一番だよな。

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