余談雑談 2015年9月26日

現在、石垣島滞在中である。東京とはチャンネル表示が異なるTVの朝の天気などを見ると、東京は雨が降ったり肌寒かったりと申し訳なさまで感じるほど、こちら晴天続き。

しかも、今度は台風が沖縄に接近中だが、それの影響も受けずに帰京である。旅のプランが一日ずれていたら、少しの天候悪化で欠航となる波照間島行きなど、全部に悪影響が出たので、どこまで幸運かと。

実は、内心、日ごろの行いが悪くないと証明されたのだと、ほくそ笑んでいる。

ところが、こういう高慢で不遜な言動が、大勢逆転を招くのだろうが、やっぱり、旅先での好天は心躍らせた。

今回は、旅の始めに那覇に一泊した。知り合いのタクシー運転手氏に連絡し、6月下旬に会ったばかりだったので、また、随分と早いご帰還と揶揄されたが、またぞろ11月初旬に、かつての「オジサン三人旅」での訪沖が決定した旨を告げると、大笑い。

さすがに休みを取って、プライベートで私的観光案内やら魚釣りなどは無理だが、是非、夜は一献傾けたいと。

でもって、二日目からは石垣島である。先ず、移転した空港に戸惑いながら、すぐさま、ネットで予約した空港ピックアップで川平湾だけ観光し、ホテルまでという割安タクシーのツアーに乗った。

その川平湾では、某TVの10時間生放送の歌番組の生中継があり、沖縄出身のバンドが歌を披露するらしく、ちょっとした騒ぎ。こちらは興味がないので、スルーしてホテルへ。

夜は、以前、来たときに感動した飲み屋を再訪した。ママがひとりで営業する、お世辞にもきれいとは呼べぬスナックのような作りでメニューも「おでん」と「八重山そば」のみという潔さ。

その「おでん」も、東京のイメージとは違い、『てびち』と呼ばれるトロトロになるまで煮込まれた豚足がメインで入っているのだが、その豚足だけが別メニューとしてあるにはあるが、後は、八重山そばで、計三品のメニューだけ。

単に、色々作るのが面倒なのかとも思うが、そこだけに集中し、営業できるのは余程の自信があるからだろう。事実、口うるさく、且つ、好き嫌いの多い自分の口を見事に魅惑し絶品。

店の名前は「メンガテー」で、沖縄の方言に由来するのだとか。ただ、ここだけで済ますわけにも行かぬので、別に居酒屋に、ちょいとだけ引っ掛かるのだが、結局、三晩連続で通った。

しかも宿泊ホテルは、朝食が付いていた。これは嬉しい誤算であり、その上、この手のホテルにしては種類も味も納得。パンに至っては、その場でこねてオーブンで焼いていた。

昼間は「離島巡り」を楽しんだ。「竹富島」「西表島」「波照間島」と廻ったが、それぞれ特色があった。

それについても触れたいが、長くなるので、次回に回したい。

それにしても、今回は大満足の旅だった。

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