余談雑談 2016年5月28日

真夏日が二日も続いた東京。何でも、どこぞの海外の学者さん曰く、今夏は今世紀始まって以来の猛暑確率が98パーセントとか、仰ったらしい。

何をば言わんや、である。それなりの立場の人間が有益な情報を発信してくれるのは、準備せよという心構えが出来て有難い。だが、今から憂鬱な気分にさせてくれるのも事実。

そんなニュースを聞いて、真夏日でもあるしと、エアコンを点けるには早いが、せめて扇風機でもと思って、押入から出してみたら、故障ときやがった。確かに20年近く使用した古参兵。

しかし、嫌な予感である。当時よりも低価格帯の商品もあろうが、それでも予定外の出費になる。きっと粗大ごみの代金も必要だろう。もしこの上、エアコンでも故障したらと思うとゾッとする。

まして、これから梅雨である。で、その98パーセントの確率が当たったら。まあ、一瞬でも、悪寒が走り、涼しくなったのだが。

かといってエアコンだけでは電気代を考慮すると猛暑を乗り切るのは不可能。昔なら団扇しかなかったが、東京の現代の気温では熱中症まっしぐらだ。

なので、毎年盛夏に行っているのは手っ取り早く体温を低下させること。身体によろしくないのは百も承知だが、水シャワーを浴び、少し水滴を残しつつ、扇風機に短時間当たって乾かす習慣。要は昔の『行水』に毛の生えた行為。

やはり扇風機は必要だなという結論。とくれば、こういう時のネットである。あるわあるわ、選択に困るほど。

最新式など必要ない。省エネ仕様とか言ったって、どこぞの自動車メーカーの燃費測定ではないが、電気代の数値などあてにはならぬ。

大体の目星を付けたら、どうせだからと別なものまでチェックしだした。実店舗では、まったく見かけなくなったが、以前愛用していた商品が、ネットでは現存している。驚きな発見であり、流石にネットだと。

あきらめていたはずの心に、嫌な涼風。そうなると、忘れていたものを思い出し、次々と検索。ヒットしないものもあり、心動かずに良かったと思いつつ、時代の流れを感じ、残念がったり。

どうせ、へそ曲がり。多くの人間が、どうせならメジャー商品系と思うのだろうが、こちらは真逆。なくなる物や飲食店にばかり惹かれる。

どの道、こちらの嗜好に関係なく取捨選択というか、淘汰されていくんだな。飲食店だって同じで、客が来なけりゃやがて閉店。

まあ、自分の人生がそうならないことを願うばかりだよな。

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