余談雑談 2016年8月6日

来週は新たな祝日がある。「山の日」と呼ぶらしい。8月に祝日がなかったし、お盆休暇を絡め、この時に長期休暇をとの配慮だろう。

何とはなく7月の「海の日」が新設されたときのイメージに重なる。当初は7月20日で、子供の夏休み入りを一日早まらせてあげるのか的印象だった。

尤も、日本の北と南では子供らの夏休みに長短があるし、てなことを言うのは天邪鬼か。あくまでも、最大公約数的発想。

今回の設定も同様だろうか。都会の大企業などが一斉に休みになり、都心が閑散として、民族大移動の態で交通機関の混雑という風物詩的な映像も放送されるが、夏休みは7~9月の間に、各部署内で調整し各々が取得というスタイルも増えたと聞いたが、それも一部なのか。

もしくは、そういう鷹揚な休暇は大企業だけで、中小は未だに特定期間で取得せざるを得ないのだろうか。

自分で調整が苦手な人間は、このように誘い水的なことがあれば、基準にしやすい。逆に、自分のような自由人は別。

実家のタバコ屋の店番がメインで、老母も元気なので、人が行かぬシーズンとかに適当に旅行にも行けるのは幸運。

だが、逆に観光地ゆえ、混雑は一年中。なので盆暮れに集中というイメージもなくて、イマイチ実感として理解しづらい。

しかも、連休を増やそうと固定祝日から一部移動祝日が適用されて、毎年混乱する。

昭和の時代は4月29日が「天皇誕生日」。それにGWの飛び石を解消するために、5月4日は「国民の祝日」が新設された。それが、平成に入り、天皇誕生日が移動したので「みどりの日」と名称変更。

慣れるのに時間が掛かったら、今度は「みどりの日」が5月4日に。で、29日は「昭和の日」。

軽いイジメかと思った。否や、高齢化が進む中、ボケ予防で少しでも頭を使わせようとする親切心か。

尤も、高齢化する自分らを助けてもらうために、働き盛りが休めるように移動祝日を益々、適用増加させるのだろうか。

そのうち、ややこしくなって名称が消滅するのも出てくるのかな。

真っ先に浮かぶのが「体育の日」だ。あれは先立ての東京オリンピック開会の日。若い世代は2020年の東京オリンピックが基準となるのだろう。

となると、次回のオリンピック開催日がまたぞろ祝日候補かな。でも、予定では7月24日だ。だとすると海の日と重なり、中型連休になるのか。

どの道、休むことばかり考えているな。大した仕事も、有意義な人生も送ってないのに。

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