今回の都々逸。
「私しゃ春雨 ぬしゃ野の花よ ぬれるたびごと色を増す」
冬本番の現在、もう春が待ち遠しい。なので、これにしてみたが、考えれば、実にイヤらしい内容とも受け取れる。
きっと女郎か、不倫の相手が読んだものだろう。
去年は芸能界から政治家と、様々な不倫の話題が跋扈し、週刊誌記者は今年も、まだまだ続くとも言っていた。
他人の色事など、誰が興味あるかとも思うが、やはり気になる人もいるから話題になるのだろう。
料簡の狭い自分など、羨ましさはあっても、断罪する気にはなれぬ。もしかして、自分でもしたいが、それなりの相手が持てぬ妬みかな。
まあ、自分の年齢を考えれば、いい加減に、そんな邪な気持ちは捨てると言われるか。
否や、それこそ生きる指針と仰る御仁もいるのか。
どの道、他人は他人。どうせ春になっても、何も変化などないだろうな。おっと、怪我や体調悪化ということもありえるか。
取り敢えず、『何とかは風邪ひかぬ』を信じて、過ごしていきますかね。