奇妙な梅雨である。空梅雨傾向とも言われるし、週明けは梅雨明けでもないのに猛暑日来襲とか。
蒸し暑いのが苦手な自分としては、予報だけで皮膚呼吸が困難な気分だ。まあ、隙間風が抜ける、双方とも築50年以上の実家や自室の生活が長いので、例え温くても風を感じると心地良い。
なので、完全空調のビルは苦手。空調設備が稼働しているのに、何だか息苦しさをと埃っぽさを感じるのは気の所為か。もしかして、閉所恐怖症の類なのだろうか。
実は長時間のフライトも苦手。昔はイタリアやコスタリカと長時間フライトも、後の楽しさが勝ったが、歳を考えると、我慢ができない性分になった。
列車は、何度も停車するので、ドアに行き、開くたびに外の空気を吸うことも出来るから、必然的に国内旅行ばかりになる。
しかし、空調機付で、常に一定の温度では、人間がそちらに合わせるしかないのは事実。それが時代の趨勢。
その上、健康的で長寿な社会をと仰る。便利と合理性が優先されるが、気にしつつも便乗しない人間はどの程度いるのだろうか。
いわゆる「へそ曲がり」とか「腹の据わった天邪鬼」的な輩。もっと言えば、すごい昔に戻しちまえ、と言うような人間。
明日の都議会選挙にしたって「築地」だ、否や「豊洲」だろというが、誰も元々あった「日本橋」という政治家はいない。
何たって都庁だって、旧江戸ではない場所にそびえる。有楽町にあった時に、やはり移転先が大問題になったよな。
下町の人間としては、当然、同じ場所で立替に賛成であった。ところが東京都は西に広いし、人口も圧倒的にそちらが多い。
当然の成り行きだったのだろう。そろそろ誰か「もういいよね東京」的発想を謳う政治家は出てこないかな。
間違いなく支持するんだけど。