おやおやというか、やっぱりなとも思うが、師走である。
春に、母が腰の圧迫骨折をし、予想外の介護的日常になったが、それも順調に回復し、現在は歩行器使用ながら単独の外出も出来るようになった。
やれやれである。なので、のどかなるタバコ屋の店番の日々が復活した。
午前中は、自室で録画した旅や酒場番組をディスクにダビングし、実家に持って行きダラダラと見る。それだけの日々。
ただ、以前は午後からはここ用に撮り溜めてある映画を鑑賞し、少しでも原稿を立ち上げたが、まだ、そこまでの余裕は復活しない。
なので何とも、のどかな日常。これでは12月とはいえ、走る気配など、まったくないわな。それはそれで幸せなことだが。
母の介護がメインの頃は、日がな情報バラエティなどを見ていたが、どれも同じ偏向報道で閉口していた。
その時に感じた。成程、テレビ離れなんだなと。とはいえ、録画するものだってテレビ番組である。まあ、一切テレビから興味が失せたということでもなかろうが。
ただ、それでも通常放送だって見ることはある。どうでもいいドラマの再放送などは、ヒマで眠くなる午後には持って来い的なイメージもある。
ところが、視聴中にCMが入ると、思わず飛ばそうとリモコンを操作する自分が悲しい。
頭も体も使わずの日常ゆえか。これじゃ、老母以上に、自分の痴呆症が心配になるな。
それでも、師走なんだよな。