師走なのだが、ノンビリした日常。だからか、今年は母の圧迫骨折で現実逃避旅行に行けなかったなと思い起こしたりしている。
なので、母の回復も顕著だし、来年は今年の分も取り返すかなと第一弾に着手した。
奥日光の温泉旅である。沖縄も良いが、どうせなら気候の良くなる四月中旬以降だなと。
実は、温泉に関しては過去に数度、仲間らと開催しているが、同内容でのリクエストがあった。
問題は、脚の悪い友人。珍しい脚のガンを三度も克服し、現在も何もそこまでというほど働いていているが、次回も是非に、と言っていた。ただし、当然、雪はご法度。
ところが、次回は「熊鍋」の他に、「山鳥鍋」というキジに似た野鳥を塩味で頂くのをメインとしたいとも話し合っていた。
でもって、それを提供してくれる店に電話をしたら、狩猟期間が二月一杯との返答。しかも、その時期は「ミニかまくら祭り」の終盤でもあり、それは綺麗ですよと。
さて、全回参加の友人の具合を優先すれば来年の晩秋まで待つ。もしくは、幹事の自分の欲求を貫けば、雪の残る二月に行く。
他の仲間に尋くと、山鳥鍋にかまくら祭りなんざ、乙ですねとの返答。しかし、足の悪い友人のことも忘れない優しさ。
となれば、嫌味も含め、二月決行したいとその友人に連絡。すぐに返答が来た。
『皆様のご協力の下、参加』と。結局、皆、ハマってるんだな。
早速、飲食店と定宿に予約の連絡を入れたら、来年とは、鬼が笑いますよと言われたが大丈夫ですよ、と予約完了。後は、列車の手配だが、それは一ヶ月前にならないと受付けない。
既に、参加希望者が四名。もしかしたら同行者が増えるかもと仰る友人もチラホラ。おいおい、何人になるんだよ。
でも、来年は旅行の一年になるか。後は、どうやって金を溜めるかだな。
何せ、今月は既に想定外の出費が響き、俄かに懐が騒がしい。ということは無事に年が越せますようにと祈るのが先決か。
まったく、「ここ掘れワンワン」的絶世の美女が現れないかね。