今回の都々逸。
「泣いたひょうしに覚めたが惜しい 夢と知ったら泣かぬのに」
好きだけど会えない人の夢を見たことを指すんだろうな。
まさか、怖い人やお化けに追われてもはや、これまでと泣いた拍子てなことでもあるまい。
確かに、今の時期、朝はとても寒く、すぐに起きられずに「二度寝」することも間々ある。そういう『うたた寝』のときこそ眠りが浅いので夢を見がちかもしれぬ。
とはいえ、そういうときでも絶世の美女が近付いて色目を使って来るてな夢は絶対に見ない。何故かなと、不思議に感じる。
随分と昔だが、美女といい雰囲気になった時に、その筋の男が出てきて、「俺の女房に何してんだ」と相成る夢を見たことがあり、まさか、それがトラウマで、未だにその手の夢を見ないのか。
まあ、平素メリハリのある生活などしてないし、運動なんてもっての外。なので疲れないので、夜の眠り自体が浅いだろうに、それでも大した夢をみない。
何でだろうか。で、夢かと驚いたのが今朝のこと。早朝に起き、ネット・ニュースで俳優の大杉漣の訃報を見た。
好きな俳優というよりも、番組が好きで、毎週録画しているドラマ「バイプレーヤーズ」の主演だから。
第1シーズンも好きで、全話録画し更に「特典映像」欲しさに市販DVDまで買ったほど好きな番組。
それのシーズン2が放映中で、昨日が放送日だった。当然、予約録画しており、今日店番しながら見るかと寝たので、その報道には驚いた。
冥福を祈るとともに、今後主役不在のドラマがどうなるかも心配だ。