余談雑談 2018年9月15日

沖縄行も決定し、離島での宿泊先を逡巡したりと楽しい時間を過ごしていた。

ところが、好事魔多し。携帯電話が壊れやがった。

時代の流れに背を向ける自分は、当然スマホではなく折畳み式の「ガラケー」で、今のだって変えて10年近く使用中であった。

しばらく前に落として蝶番の接続部が、一部破損はしていた。少しガタついてはいたが、問題なしと多寡を括っていた。

でも、考えると掴んだはずのものを落とすことが増えた。この前はTVリモコンで、後部の電池入れ部分の爪が一つ破損。持上げると少しガタつくが、考えないようにしている。まあ、セロテープでも貼れば済む。

で、携帯だが、バッテリー充電が完了し、いざ開こうとしたら、妙に引っ掛かる。仕方なく両手で開けたら、今度はちゃんと閉まらなくなり、力をかけると完全に分離しそう。一生モノだと信じていただけにかなりショック。

使用頻度は、極端に少ないとはいえ、なければ問題だよな。来月の沖縄には、いざというときにお手上げ状態になる。

一応、ネットでチェックしたら未だ2機種ほど生産はしているので、スマホには変えなくて済みそうだ。

早速、地元の直営ショップに。幸いチェックした商品の在庫あり。無理にスマホへの変更誘導もなく、そこまでは良かった。

ところが、余程嫌な時代になったからか、クレームが来ないように、長い説明を受け続け、一々、承諾のサインはタッチペンで書きづらい。

しかも、データ移管はサポートするが、自分でやれと。つまりデータ移行失敗も自己責任。こういうのに疎いシニアたちは、嫌なイメージを持つだろうな。

本体が登場し、以前のものと大して違わないが、充電器が大きくて重くなっている。ここは後退かよ。

まあ、価格は高くなくて最初の支払いだけで、以後の分割はとある契約をすればタダになると。背に腹は代えられぬので承諾。

その後が、またショック。何と最安値の料金プランが廃止で新たなものは1000円も高い。しかも、それが最安値設定と来やがった。

それだと通話料金割引もなく通信代も別計算だと。ちなみに通話は20秒で10円。頭の中は静かに沸騰。意地でも、それで良いと契約。

なので今後は、かなり昔同様、相手からの電話しか受けぬようにしないとな。益々、皆と疎遠になりそうだが。

それに、使用形式が随分と変っていて、慣れるのには時間が掛かりそうでもある。

一体、何が進歩なのだろうと自分の偏った旧態依然のままの価値観に楔を打ち込まれた。

まあ、良いか。沖縄が待っているよな。

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