余談雑談 2018年9月29日

10月からタバコの値上げである。売上げ激減の中、更に商売を直撃。以前なら駆け込み需要があったが、もう時代が違うのだろう。

それでもコンビニでは、大きく『まとめ買い予約受付中』などと宣材を貼りだしていた。でも、値上げを切っ掛けに止める人もいるんだろうな。

そういえば、この前、録画を見つつ店番をしていたら、突然、制服警官が店頭に立った。何事かと驚いたが、何てことない煙草を買いに来ただけだった。

50代後半のヴェテラン風情だが、実家近くの交番勤務で、いつもは隣のコンビニで買うのだが、売切れなので、申し訳ないけど、ひとつくれと。

はた、と思った。何が『申し訳ない』のだろうかと。居間から店頭まで四、五歩でも移動させ、一つしか買わないからか。「いえいえ、とんでもない」と答えたが、自分の頭の中は違った。

担当交番の警官なら、ここは老母の独居であることは地域カードで、解っているはずだ。ならば、生存確認でもないが、たまにでも良いから煙草買がてら元気そうかとか、ボケてないかとかを見に来るのも地域課の仕事ではないのか。

それとも、コンビニの方が犯罪発生率が高いからかね。でも、交番の隣のコンビニに強盗が入るかな。

まあ、地元の小さな商店だが、細々とでも営業を続けている店を応援しようという気がないのかね。

何でも便利なコンビニで済ますから、個人店は閉店していくし、高齢化が進み、都心でも空き家が増加しているのが現状。

もう暫くすると、廃屋になった場所が増え、別な犯罪発生率でも上がったら、余計な心配事と仕事が増えるだろうに。まあ、そのころ彼はリタイアしているから関係ないのか。

でもな、どうせなら個人店。食品等と違い、価格は全国共通だし。何故、その発想がないのだろうか。自分なら間違いなく、そうする。

飲食店だって個人店が好きだし。チェーン店でもフランチャイズ店は個人経営だから同じじゃないか、という考え方もあるか。でも、そこに住みながらの営業店はどの程度あるのだろうか。

どうせ、数年で移動するし、出世も見込めぬ。あくまで、職業としての「警察官」であり、色々と考えを巡らせないし、なるべくなら面倒から逃げたい。どこかサラリーマン的発想。

否や、そうではないと思いたい。ならば、警察官でなく、別な職業に就いてほしい。

以前ほど、ヤクザ者もいなくなったし、窃盗やひったくりも減っているはず。もしかしたら外国人観光客の道尋きが一番多いかもしれぬ。

間違いなく、平和は良いことである。制服警官がいる交番が近くにあるだけでも抑止力になるから有難いことです、ハイ。

特段、深く考えずに、たまに一つだけでも気にせず来店してウチの売り上げに協力してよ、がホンネだけど。

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