余談雑談 2018年10月27日

どこまで妥協するか。図らずも落下させ、蝶番部分の不具合から完全破損を危惧し、慌てて交換した携帯電話。

先ず、この『慌てて』がミス。しかも時代に逆流するのが好きな自分は、絶対に「スマホ」でなく、「ガラケー」のままにする。

どこか、昔の任侠映画の高倉健の気分で地元の携帯ショップへ乗り込んだ。

しかし、情報を上書きしない性分が災いし、昔スタイルの携帯なら料金も継続と多寡を括っていたが、通信大手らしく新たな料金設定しか適用せぬと、返り討ちに遭った。30年近くも所持し続けていたので色々と割引適用があったのに、だ。

例えば、通話料金が月1000円まで無料だったが、適用外で20秒で10円の課金方式になるとか、他にも幾つか。何だか安全カミソリで1センチづつ腕に切込みを入れられていく心境。

だが、その後、その手に詳しい仲間と酒の席で一緒になり、顛末を話したら笑われた。古い携帯端末を使用し続けることが最安値継続だと。でも、折れて壊れる寸前だったと言い訳したら、その機種の中古品をネットで探せば安くあるはずだと。

成程、その手があったのか。しかし、思い浮かびもしなかった。数週間前に、ここで書いたのだが、彼らは読者でもあるので、ならば、何故に連絡アドバイスしてくれなかったと拗ねてはみたが、やはり自己責任である。

既にクーリング・オフ期間は過ぎており、不具合でなければ単なるクレーマーになる。

幸い旧機種も自分で所持してる。どうせ、使用頻度は今後も少ないし、中古品なりを買うまで、開け閉めを制限すれば良いだけだな、と結論。

で、携帯を元に戻しに行った。すると月々の支払いは以前同等の価格設定になると。良し良し、そう来なくっちゃ。

しかし、一ヶ月は二種類の料金が発生するし、先方は何とか戻さないようにと説明してきた。誰が君らを儲けさせるかと思い、長い目で考えたら、新機種の代金よりも安くなるはずだぜ、断固拒否。

自分の不勉強ゆえの失敗だが、仲間の一人が、旧型の「シム」が使える機種を持っているかもと嬉しい連絡。

失敗もするが、時代の流れなど大手ばかりを設けさせるだけ。やはり、妥協せずに後ろ向きの人生も捨て難いよな。

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