余談雑談 2018年12月1日

ヘソ曲がりを自負するくせに、トレンドに乗ってしまうこともある。

今年のヒット商品ベスト30が発表され、中に「ペットボトルコーヒー」があった。実はこれにハマっている。

毎朝、早朝に起きては豆を挽きネルドリップで一杯、それからイタリア製簡易エスプレッソ・マシンで、また一杯。数十年も続けている習慣だ。つまり、コーヒーが大好き。

ところが、実家で店番中は水道水を飲むだけで我慢していた。缶コーヒーは、コスパが悪いし、缶の口当たりが嫌いだからだ。

それが、今年の晩夏にスーパーでペットボトル入りの商品を見つけた。缶より量もあり、且つ安い。中には1リットルで100円を切るものも。

この際、味にはこだわるまいと購入して飲んだのだが、安いカフェ・チェーン程度の味。しかも、それだけの容量なら、数日はもつ。以後、頻繁に購入。その内、母も牛乳で割って消費に参加しだした。

なので暇潰し用カフェ・チェーンには、全く行かなくなった。だって味に大差ないし、これに比べりゃ高いじゃないか。

元々、どうにも上から目線の資本主義バンザイ的アメリカ系チェーン店には行かなかったのだが、これじゃ、外出先でのカフェブレイクは皆無になる。

個人内デフレは継続中なのか、単に「セコい」のか。それでも好き嫌いがハッキリしているよな。

考えたら、大好きな映画だってシネコンには行かないし、レンタルだって割引クーポン適用日しか借りない。それも、ここで必要な作品だけだ。現在でも、たまに試写状が来るが、店番の影響で足が遠退いた。

終活にでも入ってきたかな。まあ、しょうがないよな。TVだって更に綺麗な画面になりゃ、家で見ている方がラクだ。

ただ、昔の白黒映画なりを「レストア」したのは違和感を禁じ得ない。当時の想い出が美化されて、都合良くこちらの想い出まで勝手にレストアしそうだ。

39年振りで「木枯らし1号」が吹かなかった東京。確かに、今のところは妙に暖かい冬。

実家なりでTVを見る時には、ペットボトルのコーヒーはアイスで続けるか。今の自分には、お似合いだ。

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