余談雑談 2019年4月6日

流石、観光地だなと思った。この前、一日で三度、外国人観光客に英語で声を掛けられた。

稀に、ないことはないのだが、久し振りで三度も、である。最初は、朝8時過ぎに自室から実家へ向かう道すがら。

丁度、通勤の時間帯でもあり、駅から自分同様に、会社なりに向かう通勤者。他方、これから駅へ向かう人々。

通勤主要駅ではないので、多くは乗換えて、更に中央へ向かう。その朝も、自分と同方向へ歩く人は20人程度だったか。

そんな中、バックパッカーのアメリカ人と思しき若い女性二人。反対側から歩いてきて、迷わず、自分に駅を尋いてきた。

驚いた。何故に自分か、と。この所、人間嫌いに拍車が掛かり『近付くな』やら『ぶつかるな』的オーラを発して歩いているつもり。それなのに、である。

元々、コワモテなイメージで、日本人、特に若い女性はかなり大袈裟に避けていくのだが、同年代でも、アメリカ人からの印象は違うのかね。

地元は有名観光地で、半径1キロ以内に4路線の駅がある。彼女らは成田空港に行きたいと言い、ならば出入口はあっちとたどたどしい英語で教えた。

次は、実家でタバコ自販機に補充をしていたとき。後ろから英語で声が掛かった。台湾系と思しき若い女性。昨今、有名で行列が出来るパンケーキ屋の場所だった。以前だったら有名お好み焼き屋だったが、時代の流れか。

その午後、テレビを見ながら店番をしてたら、店頭のガラス越しに、にこやかにお辞儀をしてくるアジア系の男性が来た。タバコの購入かと思ったら、近くで「喫煙場所」はないか、と。

都条例で路上喫煙は罰金制度があるのを、ちゃんと知ってのことか。となると情報伝達力は凄いと感じるし、歩きたばこをしない外国人観光客というのも素晴らしい。

自転車に乗りながら喫煙したり、平然と歩きタバコをする人も多い地区でもあるので、驚きもひとしお。

イメージ的にはタバコ屋には灰皿ぐらい置いておけという喫煙者も多いかもしれぬが、自分がいないときの老母には掃除は負担なので、敢えて置いてはない。それでも自販機前で喫煙する人も存在するので、少し気が引けるが。

尋いて来た観光客には近くの中華屋前に灰皿があると教えた。

それにしても、三人目は理解できるが、その前の二件には驚いた。さも当然のように英語で話し掛けられたから。しかも若い女性にだ。

コワモテの自分に恐怖心を抱かないのだろうか。もしかして、怖いオーラを醸しているつもりが、外国人には魅力的に映るのか。

まあ、そんなことはあるまい。一過性の外国女性と運命的な出逢いなどあるはずもないし。

開店休業状態のタバコ屋。いよいよ海外で開店でも考えてみるかね。

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