余談雑談 2019年5月18日

大型連休が終わっても静かさが戻らない地元。流石の有名観光地だ。

しかも、東京の下町は夏祭りが始まり、「江戸三大祭」のひとつと呼称される地元の祭りも今日、明日と催行されて、それこそお祭り騒ぎになる。

地元に生まれ育ち、その祭りの変化をつぶさに見てきた自分は20年以上前から嫌悪感ばかりが増し、絶対に参加しなくなった。

イベント毎にTVで報道される渋谷のスクランブル交差点の如く、「興奮の坩堝」とか「阿鼻叫喚」的騒ぎ。しかも、若者だけでなく良い歳をした大人までだ。

渋谷同様、地元民ではなく近隣県からの集団が、これぞ「江戸っ子」と勘違いしているのが気に入らない。あくまで『神事』で、イベントじゃないんだぜ。

なので、今回は地元からの避難を決めていた。仲間内で恒例となっている温泉と「熊鍋」の旅。

しかも、今回は小さいながらバスを仕立てた。初めての試みだが、趣向も変って面白いかもと思ってのこと。

そこで、持つべきものは友だ。参加者の一名が、彼の勤務先の関連観光会社と交渉し、信じ難い価格で貸切りバスを受けて貰った。

ただ、友人が言うには、何のことはない、運転手を兼ねる営業所長が、そこの温泉と熊鍋に興味があり、自分自身が行きたいから格安価格で、と。

当然、喜んでどうぞと相成ったが、その方は自分の妻も参加可能ですかと尋いてきたらしい。面白いじゃないか。定宿の女将も、熊鍋屋の女将も喜んで予約を受けてくれた。

何だか、面白い旅になりそうだ。酒飲みばかりで酒の準備も万端だし、道中もいつもの列車の車窓とは違う。

令和最初の旅は仲間内での勝手知ったる場所。楽しそうだ。

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