夏本番中だ。笑顔の可愛いヒロインが誕生し、来月には世界的なラグビー・イベントが日本であり、来年の今頃は絶賛東京オリンピック開催中とかテレビがうるさい。
一切、スポーツに興味がない自分としては他人事でもある。思い起こせば、小さい頃から体を動かすことよりも、じっと見つめていられる映画が好きだった。
その上、『勝ち負け』が嫌い。何度か書いているが、勝つか負けるかのドキドキ感は心臓に悪い。
学校時代も、スポーツとか勝負ごとに参加すると絶対に負ける。だからギャンブルにも興味が湧かなかったんだろう。ドキドキした挙句に、結局、負けるんだから。
でも、何故そこまでスポーツ参加から、観戦まで嫌いになったのかという原体験は昔のTVでの野球中継の所為だろう。
試合よりも雨傘番組の映画が楽しみで雨よ降れと願った。暫く経つと20分延長放送とか余計なことしやがって、ビデオ予約録画していたその後の番組が押して前半部分がカットで録画。
こうなると益々、嫌いになる。確かに今では時間が押しても「その番組録画」でキチンと録画してくれる。これに関しては「時代の進化による利便性」も素敵と認めざるを得ないが。
でも、衛星放送の通常化以降、地上波でのプロ野球放送も減り、それ以上に映画放映も減ったよな。そういう意味でのBSだろうか。
選択肢の増加は嬉しいのだが、やはり有料化は苦手。だから、格安の映画ボックスに手を出したりする。
逡巡した結果、今回2ボックスも購入してしまった。猛暑が続き外出も憚られるので、引き籠りには持って来いとばかり。暫くは時間が潰せそうだ。
既に何本か見てみたが、戦争映画で敵役が日本だと複雑な心持ちに陥る。一応、対等に描いている作品も若干はあるものの、やはり最後は勧善懲悪エンディング。成程、これじゃ当時それなりの大スター出演でも未公開だよな。
でもな、嫌いではないが、それがどうした的作品が多く、やはりギャンブル的な購入は向いていないのかなと身も心も夏バテに拍車がかかる日々。