年が明けた。読者の皆様は、どのような年末年始をお過ごしになっていらっしゃるのだろうか。
こちらは、今から嫌な感じ。そもそも年末最後の発行も、無線ルーターの受信がままならず一苦労。またもや発行前に外の廊下を右往左往して受信状態がマシな場所を探した。
しかも、かじかむ指で色々といじっていたら、文字変換が突如、変更になり、焦りまくる。
初めての体験だった。薄暗い廊下で、何をどうすれば通常の打込み変換に戻るのかも分からず。かといって暖かな部屋に戻るとフリー回線が途切れるので、処置検索も不可状況。
なので、発行時のタイトルが打ち込めず。電波もいつ遮断されるか解らず、慌てて発行した次第。
こうなれば、auショップにルーターを持って殴り込みだな。で、大晦日に地元の店舗へ。
慇懃無礼な若造がマニュアルの通りに接客してくれるが、どうも馴染めない。それでも、丁寧口調でルーター・バッテリーが膨れているので、無理に閉めると基盤破損の可能性がとか言いやがり、畳み掛けるように本体が、UQなる会社の商品なので、上野にあるUQ店舗へ行ってくれと。ただし、元日は休業と親切に電話番号と元旦休業と記したメモをくれた。
ならば2日に行くぞと決めて迎えた元旦。何と、その日、無線ルーターは一秒たりとも受信が出来ず。地元は穏やかな晴天だったので何度も廊下に出てはフリー回線で受信するしかなかった。
確かに年末年始は一斉操作が多く、受信しづらいとも聞く。しかし、これは死活問題だぞ。
そして2日。昼前に上野まで出向くと、UQの実店舗へ一直線。ところがどうだ。中国系女店員が、当店では受け付けられぬの一点張り。何故なら、直接契約ではなく、プロバイダー経由の契約だから、そちらに連絡せよと。
仕方なく外に出ると、向いのビルの2階に大きな「au」看板が。当然、飛び込む。
そこはまだ日本で3店舗しかないカフェを併設した直営店。この数日の事の次第を話すとこれまた丁寧なる謝罪と、他の店舗は代理店なので対応が違うと。
そうか、今流行りのコンビニフランチャイズ問題と同じで、同一看板を掲げていても、経営が違うわけか。
しかし、そこは直営店。木目調の広い空間に導かれ、若い対応者が2名付いた。殴り込みに来たのが分かったのか、それとも頻繁にクレームつける人が多く、その所為で常時2名での接客なのか。
一々、丁寧な対応なのだが、どこか近未来的というか、温もりを感じさせない対応。成程、AIが対応する日も遠くないと感じた次第。
それでも、さすがの直営店。有料になるが預かって対応すると。その間、代用品を渡すので、貸与手続きと相成った。
ところが、こちとらの日頃の行いか、はたまた例年通りの悪運継続か、何やら焦り始める対応者。どうやら貸し出しルーターがうまく設定できないようだ。
更に、もう1名『技術者』的腕章を付けた人間が出てきて、何度も担当者と話したり、電話したりと慌ただしくなった。
結果、こちらのプロバイダー契約の問題で、貸し出せる代物がないと。なので修理は受け付けるが代用品なしで数週間過ごすか、直営店が、他に渋谷と新宿にあるから、そちらに行って対応代用品があるかどうか探してという結論。
ふざけんなよ。新年二日目に、わざわざ上野まで出てきて、結果、渋谷か新宿だと。役所の「たらい廻し」じゃないか。時計を見ると1時間15分が経過。
結局、若干バッテリーの膨れたルーターを持ち、立ち上がった。この分じゃ、液漏れか爆発か。
木目調で観葉植物が配置してあるゆったりとした、キャンプ場的カフェ空間の店舗。
チキショー、入口で焚火するぞと叫びたくなった正月。