余談雑談 2020年1月18日

確かに暖冬傾向だな。早朝に目覚めても、いきなり暖房を点けなくて過ごせる日もあり、少しでも電気代の節約になると嬉しくなる朝も。

地元の観光地は、正月客の大移動も若干は落ち着き、少し外へ出るようにもなった。

何せ、週一で編集部に行きそれなりに仕事をこなせば、あとは全くのフリー。

それでもっての暖冬。先立て、あまりにも暖かいので、午前中から散歩に出かけた。何のことはない、ランチと若干のビールのためだが。

行先は、日雇い労務者の巣窟「ドヤ街」があった『山谷』方面。ここも随分と安全なイメージになった。殺気立った小汚い労務者が朝から酔っぱらって血だらけになっていることもなくなった。

そこの外れに「カツカレー」が旨い店がある。その前に朝9時から開いている居酒屋へ行くか。ただし、いい気になって飲食するとそれなりに高くなるから要注意だ。

散歩しながら、ビール大瓶一本と肴は何にするかなとイメージを拡げながら歩いた。

冬とは思えない暖かさ。半時ほどで店へ。すでに二組の先客がいて、酒飲み同志だと妙に嬉しい。

ビールとエビのかき揚げに目玉焼き。考えたら結構な量だった。ならば、次のカツカレーはごはんは半分にしてもらうか。

だが、開店時間が、11時半か45分だったか覚束ない。かといって、ここに居残ると更に酒が進みそうだ。店を辞し、5分と離れてないカレー屋に行くも開店前だった。

店内は点灯しているから、暫く待てば開くだろう。時間潰しに付近を流すとオンボロ旅館が残る懐かしい街並みと路地多数。することもなく、行く場所もない老人たちが日向ぼっこをしながら談笑している風景。

赤線だった墨田区の「玉ノ井」じゃないが、いつ取り壊されても文句の言えない建物が並ぶ路地。写真に撮っておきたいと思った。地元に近いが、どこかアウェイ。

要は旅空か。先立ての東京西側での珈琲豆難民とは違う風情は、やはり地元に近い場末感ゆえか。

暫くどこにも行ってない。やはり、冬だし寒いところで温泉か。結構好きな味のカツカレー半ライスを食べながら ふと思う。

時間はあるのにな。

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