いよいよ黄金週間。とはいっても民族大移動ではなく、どれほど動かないかという記録がかかるやつ。
恐らく、皆が初めての経験。TVでは、快晴で初夏の陽気を映しながら、我慢大会のように家に居ろ、である。
ただし、個人的には嬉しいニュースもある。世界中で移動が減った所為で空気が綺麗になったと。
これは本当に嬉しい事実。10年以上前に、結局、空中分解になった「京都議定書」での二酸化炭素排出量5パーセント削減の絵空事。
それが3月1日までに中国だけで25パーセント削減し、感染率の高いイタリアやアメリカでも驚異的な削減率。
何だ、やればできるじゃないか。ウミガメも嬉しいのか、タイのどこぞの海岸では、観光客が皆無のために、産卵があちこちで起きていると。
もしかしたら温暖化に歯止めをかけるために、もの凄い犠牲者数を出してまで地球が教えてくれているのか。
日本全国で外出自粛が延長だし、今年の夏は、今までと違うことになりそうだな。暑いが朝晩は涼しいっていう夏。
これだけ空気が綺麗だと沖縄じゃないが、日差しを今まで以上強く感じても、放射冷却が起きて、朝晩はヒンヤリという夏。
もし、そうなれば暫く行けない沖縄に思いを馳せやすくなる。まるで、ウミガメの産卵的に。単純に本能的に嬉しいからさ。
ただし、どこぞの水族館では砂からヒョイとフラフラ延びる「チンアナゴ」が、たまに通る監視員に驚き、一斉に砂に潜り出てこなくなったと。何のことはない、閉園で多くの来園者を見なくなった所為だとか。
これも本能なのか。ということは小さな子供が水槽を叩いたり、ジーっと見つめられることに慣れてた。ある意味、大人の対応だったのか。
否や、それならカラっと晴れる夏よりも、湿気の多い大都会でスーツ姿にエアコンをガンガン効かせて、体には悪いんだけどね、と頑張るのが都会の大人か。
それが単純で基本的な経済活動だよね。まあ、頑張れる人は頑張れ。
でも、不思議なことに近所や知人に尋いても、近くで罹患した人の話を全く聞かない。
もしくは秘匿しているのか。まあ、公になれば家族共々、地元から「石持て追はるる」か、「村八分」になるしな。
そこで意識して自制し過ごす場合と身勝手に振る舞って罹患する確率の違いは、どの程度か。
まさか身勝手な奴のほうが罹患し、無頓着に拡散させてもそういう奴に限って抗体持ちが多い、てなことないよな。要は、ストレスを感じない種族。
それにしてもいないほうが良いに決まっているが、近所のどこかに感染者がいるのか。黄金週間前後に感染爆発とか。
確かに有名観光地にしては、減少率は思うほど伸びていない地元。独居の高齢者や、生活保護者が多いし、自慢できぬが、俗にいうホームレスが多い地域だ。
どこの「ハウス」に居ろ、か。でも、罹患していたら、カウントできるのだろうか。それ以外に、地元でどの程度存在しているのか。
もしかして東京都の住人で裁判員裁判に選出されるほどの確立かな。
それにしても暑いGWの幕開け。