止めても止まらぬ緩和ムード。メディアはまだまだと脅しているが、皆は我慢の限界か。特効薬ワクチンがまだ開発されていないのにこの有様である。
楽観的なことは良いことだろうが、そら見たことかと、相成らなければ良いのだが。
まあ、しばらくの自粛で、以前とは違う生活様式も発達したようだ。「リモート」とか「テレワーク」。しかも仕事だけでなく、飲み会やTV放送スタイルまで。
こちとら「テレワーク」と聞くと『電話による仕事』。連想するのはマンションを買えとか、ゴルフ会員券はどうだという押し売りセールスの印象しか浮かばぬ。まあ、これは性格というか、人間不信の成れの果てかも。
要はテレビ電話のことだろうが、昔、コスタリカに移住してピザ屋を開いたイタリア人にも勧められた。そのときは「スカイプ」とか言ったが、今は別な「ズーム」というタイプらしい。
何せ、そのイタリア人の奴は時差を考えずに連絡してくるから、堪ったもんじゃない。その印象が強くて辞退し続けた。男だからスッピンで画面越しに話すのは問題ないが、寝惚け顔でいきなりイタリア語が理解できず混乱する顔は見せたくはない。
どうもネガティヴなイメージ。自宅で、画面を通じて何人とも同時に酒が飲めるのは楽しそうだが、先のイタリア人ではないが、生活リズムが違う場合は面倒だ。
大きな声じゃ言えぬが、自粛期間中、まあ今でもそうだが、毎日ランチで外出した。前提は瓶ビールが飲める食堂。
大体、午前中には開くから、大瓶一本飲んで上機嫌で帰宅し、下手打つと午睡。無理して起きていても、結局8時には睡魔に襲われる日常。
これじゃ、リモート飲み会に参加は不可だよな。知り合いでそれをしているとも聞かないし、もし、していても声は掛かるまい。何せ、こっちの日常を知っているだろうから。
時代が流れても変わらぬ日常。昼酒どころか、朝から呑むことに何ら罪悪感がない自分。逆に、夜から呑むから、際限なく呑み続け、結局、高くつくと言い訳の追い打ちが浮かぶ。
ならば昼間の方が、深酒の確率は低いと思うのは更なる言い訳か。
笑わば笑え。とっくに世捨て人さ。
ご時世だし、外出には一応、ファッションとしてマスクは持参するが、それは「赤ら顔隠し」に役立つのみだよな。
東京もいずれは解除になる。とはいっても、自分の生活に影響は少ないな。
そうさね、その時は沖縄か。