余談雑談 2020年7月4日

思ったよりもマヌケな自分。入院中に映画10枚入ボックスをカードで買ったぐらいで、いつも以上に買い物もせず、入院費は払えるだろうと考えていた。

ところがクレジット・カードの請求書が来て驚いた。年会費請求が書いてあった。

そういえば、有効期限の関係で新カードが届いていたっけ。つまり、請求は期限時期の翌月と、やっと知った次第。

思い起こせば毎年、カードでヒヤヒヤするのは想定外の時期に年会費請求の印象があったから。

きちんと管理ができていない証左でもある。しかも、二枚あるカードは経営者時代に作ったブラックやプラチナではないが、それなりに高い種類。

イタリアを含め、年に数度海外渡航をしていたので、二枚はそれなりのカードを持っておいたほうが何かの時に便利と教えられた。

ならばと頑張ってゴールド二枚、シルバーを一枚保持し、どれを使うかと悦に入って切っていた。確かに海外ホテル予約など、それなりに効果はあった。

会社をたたむときに、友人に相談したら、そんなカードは年収制限があり、二度と入れないから、高い年会費を払ってでも保持し続けろと言われた。それを頑なに守ってきた自分。それでもゴールド一枚は棄てた。

逆に、フリーター生活になり、大手レンタルビデオ・チェーンのクレカ乗り入れキャンペーンで月の使用限度額20万円という奴に、素直に年収を書き込み、申し込んでみた。何せ、年会費は無料だったし。

結果、見事に却下された。成程、当時のクレカの信用はそれなりにあったのかもしれぬ。

しかし、今や、そのカードで海外ホテル予約などしないぞ。なので、請求書をちゃんと見てみた。成程、広告はビジネスクラスでの渡航とか、歌舞伎の上席優先権的な案内ばかり。

月の使用限度額は双方とも、400万円以上である。つまり、二枚で900万円のモノが、ひと月で買える。

こちらの現在の年収を知っているのかよ、と溜息が出た。スマホにもせず、お財布ケータイにもしてないし、結局、今でも細々と現金払い。

確かに、会社清算時で借金は懲りたから、後でいつまでも請求に追われるのは御免だ。

やっぱり、年会費がもったいないから解約かな。でも、使用するのはネット決済のみとはいえ、代引きや銀行決済では手数料が高い。となれば一枚は必要だわな。

などと逡巡しながら、編集部に顔を出した。一応、松葉杖なしでも良いと医者からは言われたが、怖いので、亡父の杖を持参だ。こんな時に役立つとはと苦笑。

今週は午前中に編集部入りして、ランチは近くのパン屋で、以前に買っていたサンドイッチにしようと。ただ、途中で味が変わったてな印象もあったが、今はどうだろうか。

パン屋まで片道200メートル。それすらキツい。で、サンドイッチを選んで、カウンターに行くと「袋は?」と尋かれた。

嘘だろ、課金かよ。しかも杖のみで手ぶら。仕方なく3円も取られて消沈。その上小さくて、家に持ち帰りゴミ捨て用に、他のものと併用再利用ができないぞ。

泣きたくなった。しかも味は塩味が増したまま。二度と買うかと泣きながら誓った。

「セコさ」自慢をする自分としては、課金案件で、散々報道を目にしていたのにマヌケと思い知った。これも衰えか。

これでゴールド・カードの保持者とはあきれるよな。

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