都民も旅行へどうぞ、とやら。今度は飲食店や商店街までか。兎に角、矢鱈と煽る煽る。
一方で、感染者数は10万人を越えたよ、だと。何でも数値化して脅す脅す。結果、数値との兼合いで『マッチポンプ』なのが面白い。
ならば単なる騒乱と化したハロウィーンも、仮装して渋谷のスクランブル交差点を渡れるのは、先立てまで差別を受けてきた『都民限定』ですと決めたらどうなるか。
年齢や地域に関係なく、どの程度都民のプライドを賭け、仮装して騒ぎたがる人間がいるか興味が増す。
どの道、君らは大の大人だから、自己責任で決めてねってことだよな。
ならば、旅行には十分に留意していくのか。開き直って行くのか。でも、それよりはまだまだ何処にも行かないぞっていう人が多いか。
それでも都民限定でこれほどお得で、イメージとしては原価割れだぞと印象付けて、結局は金使ってね、か。
確かに、今年はどこにも行けなくてウズウズしていた人も多いだろう。
ただし、放送で目にするのは、自分の価値観とかけ離れたホテルとプランばかり。飲食店だって、こちとらの嗜好性と真逆の行きたくもないチェーン店か、意識だけ高級店。
まあね、自分のへそ曲りさ加減は棚上げして、折角、超高級ホテルなどに割安で行っても、そこで跋扈しているのは、どういう人種か。
安い時にしか行けないし、精一杯元を取ろうとする人々だと、折角の高級感が損なわれはしまいかと心配になる。要は自分がそうしそうなタイプだ。
本来、定価を平然と支払い、泰然自若と振る舞える人が似合うんだろう。若輩の頃、イタリアの高級リゾートでせめてカフェだけでも入った折、そこで普通に歩いていた人たちは、然るべくだ。
オーラの問題だわな。自然に醸しだされる、どこか威圧感と差別感を漂わす排他性。
まあ、日本だって居るところには居るんだろうが、自分などの目に入らぬ場所で生息しているんだろうな。そもそも下町じゃね。
さて、ならばこっちは、ひっそり、こっそりと奥日光の温泉などに行ってみますかね。