「新語流行語大賞」候補とやらが少し話題だ。
今年はコロナ関連が多い。当然か。お笑いやアニメからも選出とバランス配分的配慮を感じる。まあ、これは毎年の傾向だ。
他にも「JC・JK流行語大賞」なんてのもある。そもそも、JCが女子中学生で、JKが女子高生の略と知らなかった。そんな彼女たちの独特な表現。
これが、まったく理解できずで逆に興味深い。昔は「チョベリバ」なんてのもあったが、その口だ。
で、2020年上半期トップ5に入った『ぴえんこえてぱおん』。一体、何なんだよ。
「ぴえん」は、泣く様子。「ぱおん」は「ぴえん」の比較級なのだとか。
ならば『よりぴえん』だから「ぱおん」だけで良いのだが、敢えて「ぴえんこえてぱおん」と使うのだとか。
これが解からない。ならば比較級でなく、最上級だろ。とか、考えるからバカにされる。
でも、ぴえん、ぱおんを始めて音として聞いたときは谷啓の新ギャグかと思った。『ガチョーン』『ピローン』の派生形として。
そのぐらい「音」としてインパクトを感じた。要は、嫌いな音ではない。
それでも、一生懸命使おうとすると「痛いジジイ」の烙印を押される、もしくはレッテルを貼られるんだろう。
まあ、流行語は一過性で定着するのは珍しいだろう。
後、好きじゃないのが英語など、カタカナ表現する輩。これは若者ではない気もする。
以前、口癖で「ベター」を連呼する得意先の親父がいた。比較級の「ベター」であり、「こうした方がベター」てな使用法。
あるとき、「それが一番ベター」と仰ったことがある。思わず、それは「ベスト」だろとツッコミを入れたくなった。
まあ、カタカナ語を使うと理知的に思ってもらえると勘違いしている訳じゃないよな。
でも毎年「新語流行語」には入ってくる。確かに、勉強不足で調べないと理解できない言葉もある。
しかし、個人的には未だに、絶対に『ググらない』。つまり、PCの基本画面には別な検索エンジンを設定してあるし、今更、遅ればせながら流行に乗りたくない。
なので、スマホにも変更せず、つぶやきや動画もしない。
ブロガーから派生したらしい『インフルエンサー』などは、インフルエンザ菌を自分は重症化しないから大丈夫と人にばら撒く輩を指すのかと思った。
もしくは沖縄方言かと。「音」から脳内変換するとロクなことを想像しない自分。
だから、何とかは風邪ひかないと揶揄されるんだろうな。