まだ懲りもせずレンタル「ビデオ」。先立て、借りたものを渋谷まで直接返却に出向いた。
本当は往復交通費を考えたら、100円で郵送返却の方が断然安い。しかし、それはDVDのみでビデオはそうはいかない。
割引クーポン期間も終わり、本来ならそのままUターンだが、もし、全国から集めているのなら、全部別な店舗へ移動も考えられる。
妙にネガティヴ発想だが、もしかしてそこのチェーン店でも最後の一本という可能性はある。となると、扱いが雑な客が破損したら、それで一生見られない。
何たって他人は信用しない。まして会ったこともない人間は尚更だ。
そもそも余計な支払いが発生するのに延滞するという発想が謎だったし、返却を待つこちらのイライラ感など微塵も想定してない人種。しかもやっと返ってきたら破損のため扱い停止を何度もビデオ時代に経験した。
まあ、そういうタイプは今更VHSテープで借りるほど悠長じゃないよな。
で、結局、4本以上は割引対象だと知り、1本あたりクーポン利用よりも50円も高いが、次の割引クーポンが来る前に破損して無くなったり、他店へ総移動でもされたら交通費だってもっとかかるぞと都合よく脳内変換。
その代わり、二日はランチで飲酒しないぞ、と決めた。それで行って来いかな、と。
ならば、今回は日本映画だけ5本借りるかと。未見、40年ぐらい前に一度だけ映画館で見たが、あまり覚えてない作品をチョイス。
喜び勇んで帰宅。いけないと知りつつ、他人に貸借しないから許してねと念じ、DVDにダビングしようと。
すると、残りが一枚だけ。まあ、3倍速で録画すれば5作ぐらい大丈夫だよね。
ハイ、ここで人生は面白い。ちょっとしたミスでDVDが破損。ジ・エンドって奴ですね。
で、ダメもとで家電量販店へ。でも、こういう時は在庫があるから強運かも。とはいえ想定外の出費。
帰宅すると慎重にセットして録画しつつ鑑賞を始めたら、何のことない、好きだからこそだが、一日で5本全部見てしまった。
で、そのうち4本は面白くて番外編で扱っても良いかなとも思った。ところが、手許に写真用の資料がない作品ばかり。
翌日は、一応ね、とネットでポスターパンフレットを探した。どれもオークションサイトに出ていたが、やはり高い。
ふと、考える。好きだからとはいえ、どうして次から次へと金のかかることばかり考えるのかね。一円にもならないのにって、少し反省。
