余談雑談 2022年3月12日

ボルト抜き手術から丁度二ヶ月。まだ傷口が完全に治らなくて閉口中。

女医さんは生活習慣病が「悪さ」してると仰るが、それ以外には問題はないのかと邪推してたら女医さんがPC画面を指して、ほら今月は一杯予約入れちゃって、と急に友達口調で言ってきた。

何かと思ったら、毎週自分の治療は通常診療開始前にするわよ、だと。こちらは毎朝3時台には起きてるし、術痕を診たら塗り薬でお仕舞いと数分。何の問題もなしですぜ。

そしたら女医さん、4月に移動があるかもと思って目一杯予約を入れたと。先生は大学からの指示でここに勤務しているが、転勤族だから移動令がくるかもと思ってたらしい。

つまり、今回移動はなしってことか。以前は北海道まで行ったことがあると仰るので、大変ですねと言ったら、いや、いいのよ、面倒な人間関係が一度リセットできるから、だと。医師の世界も色々あるのね。

でも、転勤前提で目一杯予約を入れるとは大したものだとも思うが、申し訳ないが、こちらとしてはさっさとお別れを言いたいんですが。

でも、もう少しというところではある。そんな時期、突然病院から連絡が来た。今度は何だよと思ったら、実は、その手術の退院時に預けていた保険証一式が行方不明になっていたのだ。

そもそも二泊三日だったし、当然外出もしてないしベッド横の棚だって退院時に何度も確認したのに。どう考えても奇妙な出来事であったが、向こうは、こちらが紛失した前提だ。

それが出てきた、と。おい、もう二ヶ月も前だぞ。ということは自分の責任ではない。どういう過程で出てきたのかを尋きたくなったが チョイと待てよと。そもそも向こうから説明がないのは言いたくないのかもしれない。

まあ、想像は付くが。成程、こうところでクレーマーって発生するのかと思った。でも、まあ良かった。流石に紛失はマズい保険証は退院後すぐに役所に行き再発行していた。だが、赤い印鑑で『再発行』と押してあり消沈していたが、これで保険証をオリジナルに戻せる。

個人的には身分証として使用できる国発行の証明書を遺失するのは、悪用されるかもという恐怖と、そもそも人間性が疑われそうで嫌いなのである。

運転免許証だって再発行は末尾の番号が都度変わり、以前、警官に聞いたが、そこはチェックポイントで問題運転で「免許取り消し」の過去アリかも、つまり要注意人物として職質すると聞いたことがある。

でも、オリジナルが戻ればそれで良い。すぐに病院へ行き返還してもらい、その足で喜び勇んで役所に行った。

ところが、何と再発行分が有効であり、前のは破棄してくださいな、ですと。何てこった。そもそも自分が病室で紛失したと思ってないし、更に再発行を使い続けるのか。こういうところがお役所仕事と、また血が上り「クレーマー」という言葉が頭をよぎる。

仕方ない、所詮それが役所や病院ってものだろうと。決まりは決まりで個人差や個体差など、余程でないと考慮しない。つまり、こちらの都合良く元には戻らないってことだよな。

手術だってオペ前より悪くならなきゃ「成功」と呼ぶらしい。若い頃は、単純に完全健康体に戻ると信じていたが、それは幻想。歳を重ねると嫌というほど解る。そもそも若い頃の体力なり肉体に手術で戻せるなら、誰も死なない。

そうだよね、つまり自分の希望なんぞ妄想であり、元通りにはならないんだった。保険証も同じか。

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