余談雑談 2022年3月19日

水温む春。妙に身も心もウキウキするのは自分だけではなかろう。

『水』とくれば真っ先に思い浮かぶのは「いのちの水」とも感じるアルコールだ。もうすぐ行動規制が解除されることだし、「お付き合いで一杯だけ」的なランチビールが飲める食堂も元の数に戻る。夜なんぞ跋扈し放題。ただ、閉店した店もあるのが玉に瑕。

今からご無沙汰してるランチ店に、どの順番で廻るかと今週は月曜の午前中から晴天の外を眺めて絶好の暇潰し。後は、と考えたら旅心。

制限だらけの二年間だったが、隙を狙って鄙びた温泉には行けた。というよりも、それ以外は電車やバスによる隣接区への外出も激減した。

考えたら今年は一番遠方だって直線で6キロ強だし。術後の傷の問題もあったし長い散歩も敬遠していた。その傷口だって、そろそろだろ。

となれば、やはり「水」のイメージが先行する沖縄だ。しかもこの二年で三度もキャンセルした。都度、真剣に検討し予約までした。

でも無理して強行しても、結局、あちらで制限下じゃ、東京と同じ。それに、いくらゆるい県民性とはいえ要請完全無視で営業する店は県外からの経営者や血気盛んな若者がノリノリで飛ばす自分には不得手な店舗が多いんだろうと勝手に推察。

こちらの地元観光地の変遷を見ても解るが、やはり観光客相手の店は、地元民ではない経営者も多い。「一見さん」相手の「ところてん式」。一度来たら、後は口コミで拡げて二度と来なくても次々とご新規さんが来るから問題はない。それに、近くにその手の観光客が好きそうな店を手を変え品を変えて開店。相乗効果でウィン・ウィンか。

でも、こちらはあくまで現地の人の店が好きだし自分の贔屓店は、こちら同様、沖縄でも要請を甘受してるに違いないと推察。

でも、不思議だ。東京は地元だからか社会風潮とは逆な行動を平気でしたが、沖縄には迷惑をかけたくないと殊勝な気持ちになった。だから行かない選択肢。

去年の秋にも一時は規制が緩くはなったが、海底火山噴火の影響で軽石漂着で漁業も連絡船もアウト。それじゃ離島観光は無理だし、本島の海辺からだってグレイカラーじゃね。昔に流行った「星の砂」じゃないが、思い出作りに「軽石」を拾いに行くのは無理があるし、ボランティアで回収清掃も性格上ダメ。

でも、そろそろ解禁かな。政府の『トラベルに行きやがれ』が再開の見通しだし、ならばその前に。

でもって格安ツアーを探すと案の定、というか思いの外、高いんですよ。場所によっては海開きとオンシーズンになるし、今までの赤字補填も加味されてるからしょうがない。

でも、東京の青空が旅心をくすぐる。さあ、今度こそ、絶対にキャンセルしないぞと意を決してクリックするか。

まあ、その前に桜だけどな。

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