暴走だな。黄金週間で嬉しくて各方面へ観光客が増加。地元観光地も連日物凄い混雑で、TVも各局がこぞって映しだしていた。今までの行動規制からすれば当然だとも感じるが、それにしても相当な人数。
まあ観光地に住む人間の宿命だろうから、こちらが気を遣うしかない。なので窓越しの晴天を見ながら連休後半は自室に引き籠った。結果は、録画した番組か映画を見るか、ネット・サーフィンに明け暮れることに。
そこで『止せば良いのに』が発動。今年は復帰50周年で沖縄関係の番組が多い。こちらは先立て沖縄から戻ったばかりだが、何せ3年振りだし好きな離島へは行けなかったという消化不良でもある。
半分冗談で安い沖縄旅を探すサーフィン。先ず、本島から行く離島優先に始まり、今年は一週間ほど前倒しの梅雨入りだから明けるのも早いはず。となると、このあたりの日程か。飛行機は同じ時間帯の便が慣れているよな。
そうなると比較が即座に出るネットは便利である。こういう便利はスマホの便利さとは違うと信じ込み、考えなくクリックの連続。もう冗談半分ではなく、残り半分の本気が完全脳内支配に回った。
すると天命か神の悪戯か、それなりが見つかりやがんの。しかも那覇のホテルも同じで使用便も往復ほぼ同時刻なのに、前回よりも安いぞ。完全にオンシーズンなのに。
以前は毎年一回は訪沖してたし、今年が三年振りってことは三回は行っても良い計算と自己都合変換が最優先。
たまには絶世の女性でも探して同行とも頭をよぎるが全部星付きの豪華旅は奢れないし、こちらの身勝手な安旅で連れ廻すのも悪いよな。ならば独りで二回行く方が楽しいとか、増して安旅なら更にもう一回行けるか。ほら、独りだと三回も行けるじゃん。
ハイ、暴走決定。ほぼ本能的に「申し込み」をクリック。即座にOKが表示され、今年2回目の訪沖が決まった次第。
ニヤニヤが止まらない。どうせ仕事もないからヒマはヒマ。世は最長10連休とかの大型連休だが、こちとら永遠の連休だぜ。
まあ自分で余計と思うことには、一切金を使わずにいれば何とかなるか。100円ショップの商品も一生モノと大事に使える性分だし。昔など、ティッシュ・ペーパーだって、優しく洗って窓に張って乾かせばもう一度使えるかもと考えたりした。
「憎まれっ子世に憚る」とも言われるし、今後どんな余生が待とうとも動けるうちに楽しく過ごすのが最優先。
確かに人生の転換期で骨折という罰があたるが、ほぼほぼ治ると実証済みだ。自分都合には妙にポジティブ変換先行。
陽に焼けるのも好きだし、皮膚がん等発症リスクだって何のその。皮膚が弱くて完全防備をせざるを得ない人は大変だろうが、紫外線対策やら美白は自分には関係ないしな。
それに久々に民族の大移動が起きて、二週間後の感染爆発が気になると仰る人は心配が持続しそうですね。でも、あちらこちらへ観光等に出掛けた人たちには、もう今更なんでしょう。その程度の恐怖になったってことかな。
どの道、こちとら二回目の沖縄だぜ。ある程度人生から降りると余生は楽しいと感じるのは異常なのかな。