余談雑談 2022年9月24日

季節が進んだようだ。こちらは何もせず、のどかというかヒマな日常。

何せ今夏は異常。その上、コロナの影響も続きそれに慣れた所為もあり、わざと酒を美味くするために長めの散歩と称して外出しないことも多くなっていた。

TVもBSなどは団塊の世代向けの懐かし昭和的番組が増加し、こちらも安心して見てしまう。先立ては、かつて一世を風靡したものの若者には認知度が低い人の偉業を笑いを通じて紹介する番組で「アイドル系女子プロレスラー」を扱っていた。

憧れが乗じて16歳で入門し、女性ファン獲得のために『かわいい系』の演出にしたらオタクが飛び付いて結果、写真集まで出す騒ぎになったと。確かに、覚えている。

恐らく出来レースの人気商売だったのだろうが、それでも、「男のぶつかり合いの世界」に一石を投じたのは間違いないと。今は、プロレスではなく総合格闘技なるものが放送されているが、どうにも興味が湧かない。映画じゃないが、結果が見える出来レースが好きなんで。

そうそう季節が進み、少しづつ出歩くようになったが、案の定、地元観光地は人波が増加中。しかも外国人も顕著。

一応、母国では既にノーマスクなのだろうが、流石にこちらでは家族揃ってマスク姿で観光と御苦労さんなこったと感心しきり。

日本の若者だって、レンタル着物で炎天下でも楽し気に浴衣姿で闊歩から、少し厚手のお召し物に変化してきた。「令和モダン」なのか「倒錯変換」なのか全身を白い着物でまとめている若い女性も。レースの帽子に手袋も白でブーツも同様。本当に全身を白で統一。

心優しき大人なら綺麗な「白無垢」だねと言うんでしょうが、こちとらは「死装束」じゃねと思う次第。

その上、有名なストリップ劇場があるが、そこにも若い女性ファンの独り客が開場前に何名も行列していて驚いた。

隔世感、ここに極まれりと。当然、見て見ぬ振りをしないとマズいよな。アイドル系女子プロレスラーと言われながらオタクが飛び付いたのとは逆か。女性が単独で差別を受けずに生きて行く土壌が、着々と出来つつあるんだろう。

否や、もっと以前からか。それでもユダヤ系の有名投資家が、このままだと日本は消滅すると発言したことも想起される。円だの金だのではなく、人材はおろか人数そのものの急激なる減少によって、と。

良い意味でも悪い意味でも、男女関係なく「おひとり様」が跋扈。自己責任を負えば他方は関係ない。

何だ、自分と同じじゃないかよ。確かにそれでストレスからは解放されるかもだが、若者の皆様、寄る年波の肉体的経年劣化は避けられずに加速度が付きますぜ。

理屈ばかり考えて、暑いだ寒いぞと外出をしなければ、未だ大丈夫と自惚れても駅の階段で思いの外、息切れしたり足がもつれることが多くなったのは事実。それでも何とかなると無理するから骨折を何度もする。まるで趣味か特技のように。

耳だって遠くなったぞ。今までのTV音量では聞こえにくい。嫌でもボリュームを上げて音量数値が上がっていくと血圧まであがりそうだ。

足首内外骨折から椎間板ヘルニアを経験し結果、「足腰が痛い」は活舌が悪いと「あちこちが悪い」に聞こえる。それだと性格まで含むな。ざまあ見やがれと自虐。

ハイハイ、どうせ現代社会では負け組です。でもね、若い皆さんは流行同様に加速度が付いて、40代初頭で似たようになるかもよ。

だって、「初老」って満40歳からだよ。

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